そんなつもりじゃありません?
喫茶店に入ると、お客さんが上着を脱がずにお茶を飲んでいるちょっと不思議な光景が…。エアコンからは冷たい風が出ていて確かに少し肌寒く、意図的かどうかは抜きにして「長居しないでほしい」という喫茶店側のメッセージを感じとってお店を出る人もいたように見えました。単純に居心地がわるくなって出た人もいたかもしれません。仮に「勉強や仕事での長時間利用はご遠慮ください。」と伝えるためにそうしているとしたら、居心地がわるくなってお店を出た人には伝わっておらず、むしろ良くない印象を与えています。
貼り紙で伝えた場合はどうでしょうか?入店してすぐにそんな貼り紙をみたら、30分だけと決めて勉強をしようとしていた人は気まずくなってしまいます。立場や形式上むずかしいとしても、直接伝えない理由はどこにあるのでしょうか。直接的でも間接的でも誤解を招いたり過剰に伝わることはありますが、どちらかといえば直接伝えたほうがそうなりにくいように思います。長居しているお客さんに「お客様、申し訳ありませんが…」と伝える。そんなにダメなコミニュケーションの取り方だとは思えないんですが、遠回しに間接的に伝える方法が多く選ばれているのは、そちらのほうが弊害が少なく伝わりやすいということなんですかね。
あなたは注意を促す場合、直接伝えますか?間接的に伝えますか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。