理由を聞かれるから、理由を考える?
自分の子供の名前。当たり前ですが、みんな一生懸命考えます。ただ、直感的に良いと思った名前について、後から字画を調べたり、漢字の意味を調べたりしてるイメージ。もちろん良い名前にしたいからやっていることではあるんですが、子供が大きくなって「どうしてこの名前にしたの?」と聞かれたときに備えているようにもみえます。きちんと意味のある名前だと伝えるために、理由を準備している…。直感的に良いと思った名前でも、十分素敵な理由だと思うんですけどね。
例えば、看板のデザインで緑色の看板を提案するとします。自分が「緑のイメージがピッタリ♪」と思って選んだ色だったとしても、どうして赤や青ではないのか?を説明できる準備をしたりするんです。「あえて緑色を選んだ理由は…」。私は仕事柄、気になった名前の理由をついつい考えてしまいますが、普通に生活していて名前の理由が気になることは滅多にありません。だから、理由や裏付けを考えているときに、「誰のための理由なのか?」と自問自答してしまうこともしばしば…。もしかすると、理由は当事者たちの中だけで必要なものなのかもしれません。
あなたが理由を考えるときは、聞かれることを想定していませんか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。
ちなみに、1年前はこんな記事でした↓