誰がやったら盛り上がる?
あるテレビ番組で、海外の小さな町の集会所を訪れた日本人が、二人羽織を披露していました。その後、「誰かやってみませんか?」という問いかけに、真っ先に手を挙げたのは小学校の先生2人。その場にいた生徒たちは、普段真面目な先生があたふたしながら挑戦している姿を見て、とても盛り上がっていました。それからは子供たちも参加していましたが、真っ先に先生がやったことが私にとっては新鮮でした。子どもたちでは難しいと察したこともあると思いますが、きっと自分たちがやったら盛り上がると考えたからです。
本当は逆じゃないか?と思うことがたまにあります。例えば、会社の飲み会での余興。新入社員や若手社員がやるイメージがありますが、打ち解けるのが目的であれば、社長や上司がやった方がおもしろいし盛り上がるはずです。上が率先してやった方がいい。上司が誰よりも早く出社する、社長が汗だくで掃除をするなど、他の人がプレッシャーを受けるような率先行動はまた別ですが、時にはその方がいい場合もきっとあります。「その場合、誰がやった方がいいのか?」。いつもやっている人、得意な人、立場の弱い人ばかりがやる必要は、必ずしもないと思っています。
あなたは、別の人がやった方がいいと思ったことはありますか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。
ちなみに、1年前はこんな記事でした↓