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自らハードルを上げる?

 

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 あるデザイナーさんが金髪にしている理由をインタビュアーが尋ねると、本人が好んでやっている以外の面白い理由が返ってきました。「金髪にしてると、相手の見る目が厳しくなるから」。チャラチャラしているように見えるので、「どれだけのことができるんだよ」と厳しい目で見られてしまうわけです。それをあえてやっているのは自分にプレッシャーをかけたいから。それを乗り越えて相手の満足できるところまで持っていこうともがくことが、成長につながっている実感になっているそうです。そう考えると、大人になっても金髪にしている人は自信があって成長願望の強い人という印象があります。

 

この話を聞いて、自分がどちらかと言うとハードルを下げているような気がして、少し反省しました。確かにハードルを下げれば、自分も楽だし、相手に満足してもれえる確率は高い…。でも、それはあまり意味がないんですよね。「低姿勢で相手と接して、丁寧かつ時間内に仕事をきちんとやれば、大目にみてもらえる…」そんなことを考えている人はいませんが、どこかで合格ラインを下げようとしているような気がします。自分でハードルを上げるのはなかなか難しいことですが、上げた分だけ成長できるのかも。年齢を重ねていくと成長しづらいと言われる理由は、自分でハードルを設定しなければいけなくなるからかもしれませんね。

 

あなたが、今抱えている課題のハードルは高いですか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

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