デザインのはてな

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文句を言う前に自主プレ?

 

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 実務経験が無い状態ではじめて勤めた会社。デザイナーとして採用してもらいましたが、デザインの仕事をやらせてもらうまでに半年ぐらいかかりました。でも、ごくごく当たり前の話。採用時の面接や作品集を見せられた程度では本人の力量が分からないので、上司や先輩は仕事をふれないんです。信頼関係もありませんしね。私がとった方法は、とにかく自主プレゼンテーションをしまくること。先輩の仕事を盗み見して、勝手に自分も同じテーマでデザインを考えて持って行く。与えられた仕事では無いので業務時間ではできませんし、見てもらえるかも分からないことです。でも、それを繰り返すことで、「じゃあ、次のコレやってみる?」と声をかけてもらいました。

 

デザイナーとして採用されても、デザインの仕事がやらせてもらえないという話をたまに聞きます。大きな会社では、本人の意欲や能力に関わらずそうなってしまうケースもありますが、小さな会社でそうなる場合は本人によるところが大きい。きつい言い方ですが、その仕事ができるようになるための行動が足りてないイメージです。勉強はみんなやっていることだから、それ以上のアクションが必要になる。あんまりこういったことを言うとブラック企業的な話に聞こえてしまうかもしれませんが、待っている人にはなかなか仕事が来ないのは確かです。先日、ある地方のタクシー会社で、運転手さんが観光ガイドをしながらお得に観光名所や食事を楽しめるバスツアーのような貸切プランを立ち上げていました。まさに自主プレ。「利用者が減った」と文句を言ったところで、お客さんが自然に増えるわけではありませんからね。

 

あなたは、仕事に関わらず自分から売り込んだ経験はありますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

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