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窮屈な肩書き?

 

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「わたし、次の舞台で木の役をやるんです」。そう聞いたら、皆さんはどう思いますか?もしかすると、地味な役だと思う人も多いかもしれません。けれど、主役よりも出番が多くてセリフもあるとなれば、見方は変わるはず…。一瞬しか出番がないけど、それが劇団四季の話となればスゴい!と思うはずです。だから、肩書きみたいなものはよく考えたらあんまり意味のないことで、内容の方がよっぽど重要。ダメな社長もいれば、経営手腕のある平社員だっていますし、デザイナーよりも職人さんの方が良いデザインを出すことなんてよくある話です。肩書きは関係ない。

 

私の周りで活躍の場を広げている人は、皆どんどん肩書きが無くなっていっています。そこにあまり意味がないことが分かっているから。どちらかと言うと、窮屈になっている感じでしょうか。上の例であげた木の役の話のように、それを聞いて地味な役だと思う人がいるなら、無い方が良かったりするわけです。ただ、肩書きを無くすと自由になる反面、中身の質が求められるため、自分を高め続けることが必要になります。「何をやっている人なの?」「へぇ~そんなことやってるんだね。じゃあ今度相談したいことがあるんだけど…」となるだけの説得力が必要になる。もしそれができるなら肩書きは無くした方がいいし、それができないなら説得力のある肩書きを付けてしまった方がいい。会社員の方は、肩書きをどうこうできないと思いますが、もし融通のきく環境だったら、一度見直してみるのもアリかもしれません。

 

あなたは、肩書きでどんなイメージを持ちますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

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