デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

普通の人がスゴいと思えるのが一流?

 

f:id:kazuhotel:20171104175220j:plain

 

 私は多方面に興味があるタイプではありませんが、興味の無い分野でも、それを目にしたときに「すごい!」と思うことがよくあります。誰かを取り上げた特集やドキュメント番組のように、その人のすごさを語られて説明的にそう思うのではなく、やったことだけを見てそう思うことがあるんです。マイナーなスポーツの中継を食い入るように観てしまったり、手作りのガラス細工をなぜか買ってしまったり、知らない人が描いた絵を気づけば結構な時間観ていたり…。そんなふうに心を動かされるのは、とても気持ちがよく、どこか悔しかったりもします。

 

私はそれが一流と呼ばれる人だと思っていて、いくら同業者からの評価が高くても、賞を獲っていても、普通の人が見たときに「すごい!」と思えなければ、きっとそれはまだ二流ではないかと思っています。勝手にそう考えている私は、いつかそうやって普通の人に感動してもらえるようになりたいと日々思っているんですが、なかなか難しいもので、「相手の心を動かそう!動かそう!」と思えば思うほど、それはうまくいかないような気がしています。仮に狙い通りになったとしても、それは前述のソレとは別物で…。感覚的には、「動かしちゃった」が近いかもしれません。一生懸命に何かをつくる。必死になって練習して本番にのぞむ。そういった当たり前のことをやっているだけではないかと。意図的に感動させることもプロとしては必要なことかもしれませんが、高校野球を観て感動するのは、感動させようとしてプレーしていないことも大きいのではないかと思っています。

 

あなたは、興味のない分野を観て「すごい!」と感動したことはありますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain