ベストアルバムの期待？

　アーティストが出すベストアルバム。普段から熱心なファンではないけれど好きな人にとって、知っている曲ばかりなら興味を持って買いやすく嬉しいものです。一方で、CDが出るたびに買ってきた熱心なファンにとっても、ベストはベストで選曲やアレンジなど嬉しい魅力もありますよね。ただ中には、そのアーティストのことが心配になる人もいます。絶頂期に出してものすごく売れるケースもありますが、ベストアルバムを出すということは売れなくなってきた証拠でもあるからです。レコード会社の最後のひと稼ぎ。ベストアルバムにもいろいろありますが、先を考えていないものには、期待感はあまり持つことができません。

別の例で、閉店セールなどもお客さんで賑わいますが、そのブランドに対する今後の期待はどうでしょうか。そこに置いてある商品自体の価値と価格が一致するかどうかの目でしか見ることができないような気がします。私たちが何かの商品を買ったりサービスを選んだりするとき、少なからずそのお店や会社に対して期待を持っています。「今後はもっと素敵な商品が出るんじゃないか？」「サービスの質がどんどん向上していくんじゃないか？」そんな期待が、人の心を惹き付けるように思います。『そこに期待感はあるか？』モノでも人でも、その部分は欠かせない１つの要素ではないでしょうか。

あなたは『期待』が膨らんで決めたことはありますか？

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＊イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。