私たちは一番はやい方法をたくさん知っています。新幹線よりも飛行機の方がはやいし、自分たちでやるよりも業者さんに依頼した方がはやい。でも、実際に双方を経験していくと、その時々で１番はやい方法は変わっていきます。移動時間を短くしたい人は飛行機…

「今は無料で提供してるけど、これからマネタイズしていこうと思ってる…。」そんな話を耳にします。もちろん、ビジネスとしてうまく軌道に乗るケースもありますが、中にはうまくいかないケースも。テレビでこんな人を取り上げていました。『カウンセリングの…

チグハグな感じがするときって、どんなときでしょうか？あくまで主観で正解の無いことではありますが、揃っているべきところが揃っていないときに、私はそう感じます。例えば、メールの文章をチェックする。冒頭で「～して頂く」と書いているのに、後半で「…

強いイメージは誰でも持っています。原宿と聞けば、オシャレな若者。新橋と聞けばサラリーマン。巣鴨と聞けば、高齢者…などなど。それは、一般的な感覚として持っているべきものなので、それはそれで必要です。ただ、そのイメージには入っていない対象もたく…

その言葉が差す意味が、その言葉そのままではない場合があります。例えば「ビデオを録画しておいて！」。その言葉が差すのは、VHSに録画ではなく、ハードディスクに録画を意味しています。ややこしくなるのなら正しく言い換えればいいだけの話なんですが、つ…

平面でしか考えていなかったものを立体にすると違和感がありますね。私はずっと立体物をつくる仕事をしてきたので、デザインを考えるときは３次元になった状態を頭の中にイメージしながらスケッチを描きます。３次元になる前提の画。経験がありませんが、動…

今の自分は、子供の頃に想像していた大人とはかけ離れています。小学生の頃と同じことでテンションが上がるし、同じようなことを考えてしまいます。だいぶ前に、ミニ四駆の立派なコースを見かけたときも、しばらく立ち止まって見ていました。海辺を歩いてい…

自宅の最寄り駅周辺は再開発が進んでいて、子供の頃の駅前の姿はほとんど残っていません。よりよい街にしようとしているのは分かっていても、どこか寂しい気持ちになってしまいます。私は再開発をされる当事者の気持ちが何となく分かった気になっていました。…

「何か欲しいものある？」そう聞かれても、私はすぐに欲しいものが出てきません。服や本など「良さそうなのがあったら欲しいかな～」と漠然としたものはあっても具体的にこれ！と挙げることはできないんです。でも、いざ服屋さんや本屋さんに行くと「あっこ…

大人になっていろんな経験を積んでいくと、２つのことを同時にやったり、様々な役割を１人でこなすような場面が増えてきます。もちろん、それができる人もたくさんいますが、完璧にこなす人はごく一部。それぞれが中途半端になってしまう場合のほうが多いよ…

私はデザインの仕事をしているんですが、依頼をくれる人たちには特徴があって、依頼の仕方がとても大雑把。人によっては、「今度こんなことやるんです。よろしく！」程度。何をやるかも言わないことだってあります。ただ、それで伝わる。それは、私が経験が…

飲食店に行くと、たまに無茶苦茶なオーダーをするお客さんを見かけます。「これとこれは抜いて、代わりにこれを入れてもらうことはできますか？」アレルギーや宗教上の理由であればやむを得ない場合もありますが、好みの都合でお店の人が渋々対応するような…

「今どきの若者って○○だよね～」そんなふうに、若者をひと括りにしたような表現は反発を受けます。当たり前の話ですが、そうではない人もたくさんいるから。ひと括りにできるものではありません。私もついつい使ってしまいがちで、共感を得られない場合が度…

家に帰ったら、床が濡れていた。そんなことがあったとして、ただその床を拭いて終わる人はいません。「何で濡れてるんだ？どこから水が…？」と、原因が気になるはずです。詳しく調べるまではやらないとしても、辺りをチェックするぐらいはしますよね。人は必…

私はデザインの仕事に関わって10年以上経ちました。まだまだ分からないことだらけですが、それでも経験から「こうすれば、こうなる！」と考えてしまうこともあります。ただ、そんなものは簡単に崩れてしまうもので、例外が出てくるたびにオリジナルの理論が…

一度だけミスをして褒められた経験があります。それまで上司から指示されてやっていたことを、はじめて自分から提案してやってみたことだったからです。考え方が柔軟な上司で、たまたま大きな損害にならなかったからですが、新たな挑戦で思いきり取り組んで…

ICカードになって、切符を買わずに電車に乗ることが便利だと思っていましたが、最近はそれよりも魅力を感じていることがあります。それは、行き先や経由駅を決めなくてもいいし、好きな駅で降りることができること。目的地までの切符を購入してしまうと、も…

マンガ雑誌、特に少年誌の紙には、薄いピンクやグリーン、クリーム色などの色が入っています。色付けの理由は、もともと余っている再生紙などを活用していて、あえて色を付けているわけではないそうですが、次のマンガに変わるところで色が変わっていたりす…

「いつも書いているはずなのに、この字ってこんな形だったっけ？なんか気持ちわるい…」辞書で確かめてみると間違っていません。手書きで文章を書く機会が少なくなったせいか、私はたまにそんなことがあります。文字に限らず、見慣れているはずのものを、たま…

「もし、車を買うとしたら？」。いま、車を持っていなければ、予算内で純粋に気に入った車を買うことになると思います。でも、車を持っていて新しい車を買おうとしたら、今の車を手放して新しい車を買うだけの理由とお金と労力が必要になります。100万円の車…

消耗品が無くなりそう。今使っているモノがいい感じ。買い足すときには同じモノを買おうかと思ってる…。でも、しばらく経つと、前に買ったモノのことは忘れていて、今目の前にある中でよいモノを選ぶ。私はそんな感じです。時間が空いて買い足すモノはいつも…

インテリアコーディネートの仕事で、人工観葉植物をよく使っていました。本物を使いたいのですが、手入れができず閉め切った室内環境のため、泣く泣く人工観葉植物で…。とはいえ、人工観葉植物のクオリティーはどんどん上がっていて、本物と間違えてしまうよ…

そのお店の商品が安い。そこで購入してポイントがたまれば、またその店で使える。魅力的です。でも、そのポイントが全く別のお店でも使えたり、利用することでそのお店以外の場所で特典が得られたらもっと魅力的。そこで溜まったポイントを別の所で使うこと…

例えば、緊迫した空気の中で、楽しい企画を考える。目をつむって腕を組んで、険しい表情で「う～ん…」とうなっていても、なかなか良い案は浮かびません。「誰か、楽しめるアイデアを考えたやつはいないのか！」なんて怒鳴られたら、意見も言えませんよね。楽…

薄くて軽いアルミ素材でできた、金づちで打ったように表面がデコボコした取っ手が木のお鍋『雪平鍋』。安くていろんな料理に使える万能鍋です。元々は陶器の土鍋だったものが、熱伝導や使いやすさを考えていくうちにアルミ製となったそう。ただその過程で、…

「内緒なんですけど、他社さんはこういうやり方をしてまして…」「御社だけに話しますが、実はＡ社からも声がかかってるんですよ…」。前職で外部の営業の方々から提案を受けていたとき、時々そういった話が出てきました。ビジネス戦略を考える上で、そういう…

「果物を丸ごと絞ったものが、果汁100%でしょ？この果汁100%ジュース、味も見た目も全然ちがうんだけど…」。そう思ったことはありませんか？恥ずかしながら、私はあります。100%果汁にはストレートと濃縮還元があって、ストレートは絞ったままの果汁で何も加…

朝起きてから家を出るまでの時間は、あっという間に過ぎていきますよね。時計が早く進んでいるんじゃないかと思うぐらい。映画を観ているときのように、いろんな出来事が次々と起こると時間が過ぎるのはあっという間。逆に、学校の授業中などで「早く時間に…

営業と技術。本部と現場。デザイナーと工場…など。なぜ文句を言い合うのか？どうして歩み寄らないのか？お互いにやりやすい方法を考えればいいのに…と、昔は思っていました。でも、実際にそういった両者の関わりで生まれたモノをみてきて感じたことがありま…

筋トレをたくさんして身体を大きくしても、それを支えるだけの関節や腱を持っていなければ、支えられずにバランスが崩れてしまうそうです。関節や腱は鍛えられないので、それに合った鍛え方が必要。練習のやりすぎでケガをしてしまう人をみたりすると、確か…