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見られている緊張感?

 

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 このブログを書いていて最近あらためて感じるようになったのが、たくさんの方に読まれている緊張感です。はじめた頃は、読まれていることを意識して書いていなかったのですが、アクセス数を見て「わっ!ちゃちゃっと書いてしまった記事なのに。もっと考えて書けば良かったな…」と思うことも多くなって。ようやく意識するようになりました。

 

若い頃、先輩から指導を受けて自分も後輩に話していたことがあります。「変に緊張する必要はないけど、何千、何万人の人が見るんだから、もっとよく考えてつくりなさい。」ポスターや広告制作の話です。正直、たかが店頭POPと軽い気持ちで取り組んでしまったこともありましたが、普通に考えれば何千人が見るものなので、もっと緊張感を持って制作に取り組むはずです。見られていることを実感できないことが原因だと、実際に掲出しているお店に土日に出向いてお客さんが見ているのを見学させられたのを思い出します。

 

見られている緊張感は、良くも悪くも影響します。集中して行う作業であればやりづらいでしょうし、発想が萎縮してしまうかもしれません。でもそれはコチラ側だけの話。女優さんやアイドルがテレビに出ることで、見られている意識からはどんどん綺麗になっていきますよね。本人にとっても見る人にとってもプラスの作用です。仕事になると、自分たちがやっていることが最終的に相手にどうに伝わっているかを実感することはなかなか出来ません。もっと積極性や意識を高めたい、クオリティを上げたいと思っているとしたら、可能な限りで見られていることを実感するのが近道かもしれません。

 

 

あなたは『見られている緊張感』を感じていますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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