一番見ている広告？

『広告』と聞いて、思い当たるのはどんなものですか？テレビCM、新聞の折り込みチラシ、ネットや雑誌の掲載広告、街中の看板、といったところでしょうか。確かにどれも広告です。でも私たちは、特別気にして広告を見るようなことはほとんどありません。ネットでは広告を避けて閲覧する習慣がついているくらいです。そんな中でも、実は私たちがよく見ている広告があります。それは、街中の人たち。人が着ている服、履いている靴、持っているバッグや買い物の紙袋まで、他人に興味が無い人でも見ていると思います。それらはいわゆる『広告』ではありませんが、広く告知する役割を果たしているものとして考えれば同じ。ニュースで「いま話題の～！」と聞くよりも、そのお店の紙袋を持った人をたくさん目にする方が、人気を実感したりします。

人が一番興味を持つのは人。○○ガールズコレクションなどの人が広告となって大きな効果を出している例もたくさんあります。多額の費用をかけて広告を出すのも１つですが、もしかしたら、商品を入れる紙袋に費用をかけた方が認知や集客の効果が期待できるかもしれません。実際、アパレルブランドの紙袋の中には、１つ500円以上するものもあるそうです。今までと同じように費用をかけても同じように結果が出ないなら、私たちが一番見てしまう『人』に着目してみてはいかがでしょうか。

あなたは、他人が着ている服が気になったことはありますか？

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＊イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。