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上から目線に鈍感?

 

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 私たちは上から目線に敏感…、本当にそうでしょうか?確かに、ちょっと強い意見を偉そうに語れば、たちまち炎上するようなこのご時世。少し前に流れていたテレビコマーシャルでも「病院行けよ!」が、しばらく経って「病院行こう!」に修正されたりして、誰もが過敏になっているようにも感じるところがあります。ただこれが、仮にイチローだったら?長嶋茂雄だったら?捉え方が少し変わるような気がします。CMに起用された方が決してわるいわけではありませんが、見た目や言い方、知名度や好感度、年齢や功績などによって、『上から目線』とは感じない場合もあるのではないかと思います。

 

商品でも似たようなことがあります。高級ブランドが、それまでよりも価格帯をおとした商品を発売したとしたら、私たちはどう感じるでしょうか?「それなら手が届きそう♪」「あのブランドが買える♪」と、前向きな感想が多いような気がします。でも実際は、このあたりの所得層には…、まずはここから興味を持ってもらって…と考えられた商品。どちらかと言えば、上から目線の企画商品です。もし、それに何も感じないとしたら、敏感どころか鈍感ではないかと思うんです。世の中をじっくり観察すると、たくさんの『上から目線』が見つかります。そうすれば、ちっぽけな上から目線なんて不思議と気にならなくなります。(このブログも、上から目線と捉えられてしまうかもしれません…)

 

 

あなたは、上から目線に敏感ですか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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