他人のフィールド？
このブログがきっかけで、はじめて文章を書くお仕事をいただきました。デザインの中でキャッチコピーを考えたり、文章を書くことはやってきましたが、ライターとして依頼を受けたのは生まれてはじめて。皆さんにブログを読んで頂けていることが励みになっているのは言うまでもありませんが、続けてきて本当によかったなと心から思います。
小さい頃から国語が大嫌いで、それが理由で理系に進んだぐらい。そんな私が文章を書くことを仕事として体験できたのは、とても大きなことだと実感しています。理由は、他人のフィールドで戦う経験ができたから。あくまで個人的な意見ですが、数ある仕事の中でも、役者さんは成長するスピードが早いのはではないかと思っています。いろんな舞台や映画やドラマに出て、常に他人のフィールドで戦っているので、順応する力やコミニュケーション能力、そして不慣れな環境で結果を出す力が養われるからです。
私が会社勤めだったときは、いかに自分がやりやすい状況をつくるかを考えていました。その状況にできれば、仕事が進めやすいからです。しかし、そうやり続けたことで、いつの間にか自分のフィールドでしか戦えなくなっていました。自分が不慣れな環境や専門外の分野に飛び込むことは、誰しも躊躇してしまうもの。きっと、真面目な人ほど「自分の力量じゃ…」と遠慮をしてしまうように思います。このブログを読んでお分かりの通り、私はいまだに文章が苦手ですが、今回経験させてもらったことがとても大きな一歩になりました。次は、与えられるのではなく、他のフィールドに自らチャレンジしていきたいと思っています。
あなたが戦っている場所は、自分のフィールドですか？他人のフィールドですか？
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＊イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。
