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この人はプロ?

 

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 仕事を頼むとき、大抵はその道のプロに依頼します。車の整備であれば、プロの整備士。家を建てるのであれば、プロの建築士。素人には頼みません。では、整備士の資格を持っている人、建築士の資格を持っている人だったらどうでしょうか?確かに資格は持っているけれど、プロではない。そうなると、私たちは依頼を躊躇してしまいます。これが私が仕事にしているようなデザインなどになると、特に必要な資格がないので、もっと不明…。大きな会社やよっぽど認知されている人でなければ、当然相手は躊躇してしまいます。その人がその道のプロかどうか分からないからです。

 

プロ級の腕を持った人もいれば、能力が伴っていないプロもいるし、それらがすごいのかどうかも分からない。そんなとき、依頼したいと思っている人が気になるのは「プロかどうか?」。自分たちがプロとしてやっていても、相手にプロだと思われなければプロではありません。芸能人が業界外の人を素人と呼ぶのは、自分たちをプロと認識させるためという話もありますが、同じようにプロとアマチュアの境界線がよく分からない仕事の場合は、自分たちがその道のプロであることを伝える。それは単なるアピールではなく、信頼関係を築く上でとても重要なことだと考えています。誰かに相談されたとき、自分に依頼するかどうかを相手が迷っているようなら、もしかするとそれは自分がプロだと伝えきれてないことが理由かもしれません。

 

 

あなたは、どんなところで相手がプロだと判断しますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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