触ると感電します？

　○○しないでください！と言われるとやりたくなってしまうもの。「撮影しないで！」「検索しないで！」と言われればその注意を守るものの、どこかにやりたくなってしまう気持ちがあったりします。例えば、危険なものに触れないように注意する「触らないでください！」。その言葉でも機能しているとは思いますが、それをしたらどうなるか分からなければ、結果として守らない人も出てきてしまうような気がします。

仮に「触ると感電します」と書かれていたらどうでしょうか？それを見て触ろうとは思いませんよね。そして、触ったらどうなるかを伝えているので、やりたくなる気持ちも湧きにくいはず。企業イメージなどを守るために、「○○しないでください！」というナチュラルな表現にしているとしても、それが逆に興味を持たれてしまう場合もあるのではないかと思います。「検索しないで！」とうたって検索させるような仕組みの広告も数多く目にするようになった今、相手の行動を抑制する方法として「○○しないでください！」は見直す必要があるかもしれません。

あなたは、○○しないでください！と言われたとき、どこかにやりたい気持ちがあったりしませんか？

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＊イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。