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見て習うから「見習い」?

 

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 最近は「見習い」という言葉をあまり使わなくなったそうです。見て習うから「見習い」。昔は先輩や師匠を観察して、技を盗んだり、見よう見まねで練習したりして覚えていくものでしたが、手取り足取り丁寧に教えていくようになったことで、「見習い」ではなく「研修中」や「新人」などに…。自動車学校で使われている「教習」とうい言葉が、今の時代には一番しっくりくる表現なのかもしれません。「見習い」から「教習い」?

 

教えてもらって習うことが、決してわるいことだとは思いませんし、限られた時間の中で効率よく伝えるにはむしろ良い方法だと思います。でも、その方法で伝えないことが1つ。それは、試行錯誤することです。「同じようにやってもうまくいかない。どうしてだろう?」「なぜ、あの手順でやってるんだ?」失敗して考えて、失敗して考えて…の過程が省略されてしまっているんです。はじめから教えてもらうと良い方法しか知らない。だから、その方法でうまくいかなかった時に困ってしまうんです。仕事でのトラブルなど従来のやり方で対応できない時に動じない人は、見習いをしてきたた人が多い印象があります。新しい人にはすぐに仕事ができるようになってもらわないと困ると考えるのはよく分かりますが、時間がかかっても見習いには見習いの良さがあるんでしょうね。

 

 

あなたは、「見習い」でどんなことが得られると思いますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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