デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

表で主張しない?

 

f:id:kazuhotel:20170213041346j:plain

 

「裏まさり」という着物をご存知でしょうか?外側は地味な生地で、内側が派手に仕上げてある着物です。一般の人が派手な格好をできない時代ということもあって、お洒落な人が考えた自己主張のひとつ。この着物について、ある本で「裏まさりを身に付けている人は、自己主張の達人だ。」と書かれていました。意味は若干異なりますが、自分の身の回りと照らし合わせてみると、本当の意味で主張の強い人は確かに表面的に主張していないなと。

 

「この人の主張には芯があるなぁ」「とてもシンプルな提案だけど、裏でとことん推敲したのがにじみ出ているなぁ」。実際に接したときに、そんなふうに主張の強さをひしひしと感じることがあります。でも、そういう人に限って表面的にアピールしない。それはきっと、そうしなくても伝わるから。表面を繕う必要がないからなのかもしれません。自分自身はどうかというと、表面的に作っていることが多い…。よくよく考えれば、それは結果的に自信の無さを相手に伝えているようなものです。積極的に表に出すことはもちろん必要。ただ、表に出さないほうが自信が相手に伝わるという場合もあります。内に秘めたものがにじみ出るぐらいになるには相当な努力が必要ですが、時には表面的に繕わないほうがよいのかもしれません。

 

 

あなたは、自己主張を表に出しますか?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

感覚でやらない?

 

f:id:kazuhotel:20170213041251j:plain

 

 家族でよくテレビの「天才!志村どうぶつ園」をよく観ています。その中でいつも感心してしまうのが、森泉さんが犬の遊び場を作るコーナー。デザインが云々以前に、実際に使うワンちゃんたちが使いやすいかを常に考えている点が素晴らしいんです。例えば、少し高い場所にあがるためのスロープの角度。必ず、一番体が小さい子や足の具合がわるい子に協力してもらって、その子たちがスムーズに上り下りできるかを確認します。感覚で「このぐらいで大丈夫だろう」と決めつけない。自身も動物を飼っていて、これまでたくさんの動物と接して遊び場を作ってきた経験があっても、その感覚に頼ることをしないんです。

 

経験を重ねていくと、その都度調べなくても感覚的にある程度の判断ができるようになります。でもそれは、ある程度。本当に使う相手の立場で考えて、可能な限り使いやすくしようと思ったら、細かく調べることはもちろん、対象に近い人や当事者に協力を仰ぐのが自然なことなのかもしれません。でも、それをやらないことが多い…。自分の経験を過信しすぎているのもありますが、どこかで「ある程度」でよいと考えてしまっているのかもしれません。

 

 

あなたは、感覚に頼らずに実験してみたことはありますか?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

おごる=ありがとう?

 

f:id:kazuhotel:20170205034245j:plain

 

 私はどちらかというと人間不信です。頭では信用したいと思っていても、どこか疑いの目で見てしまいます。例えば、何かしたわけでもないのにご馳走を奢ってくれる。「何でだ…?」と理由を探してしまいます。お恥ずかしい限りですが、そんなとき大抵奢ってくれる人は、特に何も考えていません。「いやぁ一緒に呑みたいなと思ってたから、来てくれたお礼にご馳走しようと思ってね♪」その程度。

 

単に「ありがとう」の気持ちをカタチにしてくれただけです。「ありがとう」と言われて、「何の見返りを求めているんだ?」なんて思う人はいませんよね。ご馳走したり、プレゼントをしたり、いいねしてくれたり…。何かしてくれる人は、何も求めていないのだと思っています。もちろん人によっては、本当に見返りを求めている場合もあると思いますが、きっとそれは見れば分かるはず。相手の好意を歪んだ目で見てしまう自分を恥ずかしく感じる。これからそうならないように書き留めておこうと思います。

 

 

あなたは、相手の好意を素直に受け止めていますか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

伝わって嬉しい?受け取れて嬉しい?

 

f:id:kazuhotel:20170205033934j:plain

 

 伝わって嬉しい。受け取れて嬉しい。そんな感覚を味わった経験はありませんか?私は自分の仕事のなかで、誤解のないように伝えたり、分かりやすく伝える方法を選ぶことが多いんですが、それが良いのかどうか迷うこともあります。ストレートに伝えば確かに伝わるけど、それで伝えた側はどう感じるのか?受け取った側はどう思うのか…?

 

目的は、伝えること。それを達成するために選んだ手段で、きちんと伝わったならそれは正しい。そう考えてしまうことに疑問を持ったんです。マンガのような遊びも含め、世の中にはいろんな伝え方がありますよね。特に日本は直接的に伝えないことも多く、相手に感じとってもらったり、想いが間接的に伝わって何かを感じたりします。そういったことで、ストレートに伝える以上に、強く熱く伝わることもある。例え伝わったとしても、すぐに頭から消えてしまうような伝え方だったとしたら、伝わりづらくても残るような気持ちを動かす伝え方を選んだほうがよいかもしれません。

 

 

あなたは、分かりづらいけど分かって嬉しかった経験はありますか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

未来図とリンク?

 

f:id:kazuhotel:20170205033900j:plain

 

 オシャレになりたいから、オシャレな所に行く。洋服屋さんや美容室、雑貨屋さんや飲食店、観光スポットなど…。そこには、自分が近い未来にそうなりたいが反映されているような気がします。例えば、美容室。カットや染色のテクニックがあって、そのための環境が整っている美容室であれば特に問題はありません。それでもお店によってお客さんに偏りがでる。もちろん立地条件や料金、居心地や美容師さんのコミュニケーション能力もありますが、「あの美容師さんみたいにオシャレになりたいなぁ」「いつか自分の部屋をここの雰囲気みたいにしたいなぁ」そんなところが影響しているのではないかと考えてみました。

 

以前、こんなことを聞かれたことがあります。「どうしてお店をオシャレにしなければいけないんですか?商品をしっかりとアピールできていて、見やすくなっていれば良いのでは?」。一瞬考えてしまいましたが、私はお客さんが描いている未来図と重なる部分を作ることの重要性を話したと思います。『お客さんが近い将来、どうなりたいのか?』それを考えてカタチにすれば、「ここなら理想に近づけるかも♪」と思ってもらえるかもしれません。

 

 

あなたが雑誌を買うとき、どんな理由で選んでいますか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

習慣がないと機能しづらい?

 

f:id:kazuhotel:20170205033807j:plain

 

 マンガのようなこと、私はよくあります。普段は、帰宅したら机のイスに上着をポイッと掛けて、その辺にカバンを置く。恥ずかしい話ですが、コートをハンガーに掛けたり、荷物を荷物入れに入れる習慣がありません。だから、座席をゆったり使ってもらうためにお店が用意してくれたハンガーやカゴも、使っていないことが多いんです。

 

習慣がないと機能しづらい。提供する側でも使う側でも、似たような経験をしたことはありませんか?以前、家具デザインの仕事をしていたときの話です。可動できる商品を考えたところ、「家の家具を動かすことなんて、ほとんどないですよ。」とお店の女の子から言われて、ハッとしました。確かに自分はやっていない…、そうしたほうが良いこと、そうしたほうが便利になることがあります。でも、その時に一度「そうする習慣があるか?」と考えてみるのもありかもしれません。スマホのように馴染みが無くても受け入れられていくモノもありますが、そんなスマホもきっと私たちの習慣にもとづいて考えられているはずです。

 

 

あなたは、用意されても使わなかった経験がありますか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

電信柱があって良かった?

 

f:id:kazuhotel:20170205033707j:plain

 

 私はどういわけか、道端で倒れている人によく遭遇します。ここ1年で4回も…。夜中に高齢者が道で倒れ込んでいたり、ときにはケガをして動けない人もいました。そんなときに、とても助かったのが電信柱。知らない土地で救急や警察に場所を知らせる際、電信柱に書いてある住所を見てすぐに伝えることができたからです。声を掛けながら電話をして、スマホで調べている時間もなかったので本当に助かりました。

 

送電線が地下になって、電信柱が無くなっている地域も増えてきています。自然災害の影響を受けにくいし、景観もよくなる。メンテナンスが大変そう…などと余計な心配をしていますが、地下化は賛成です。ただそうなったときに、瞬時に住所を知る方法がなくなってしまうなと思いました。何かを大きく変えるときには、無くさなければならないこともある。自身の仕事でも、それを相手に理解してもらうことが多いんですが、それは分かっていながらも、良かった部分をどうにか別のカタチで残せないものかと考えてしまいました。

 

 

あなたは、これから無くなっていくモノの中で、残してほしい点などはありますか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

リスク0は失敗する?

 

f:id:kazuhotel:20170205033626j:plain

 

 最近は小売業も厳しいようで、できるだけリスクの少ない方法をとるようになっています。特に在庫をかかえるのは大きなリスク。在庫を持たずに売れたら注文をして取り寄せたり、在庫をメーカーから預かって売れなかったら返却できる方法もあります。ただ、それらのやり方でうまくいっている例をなぜかあまり見かけません。

 

本当はメーカー側としては商品をまとめて仕入れてくれたほうがいい。その都度商品を発送したり、売れなかった商品が返却されたりなので大変で、関係性もあまりよくありません。販売店は、在庫を抱えてどうにか売り切らないといけない状況と比べると、どうしても「売れなくても大丈夫」という意識が働いてしまいます。利益も在庫販売より少ないし…。その結果、あまり売れない状態になる。経営としてリスクを最小限にするのは重要なことなので、在庫を抱えないという判断は頷けます。でも、「リスクが無い=結果を出さなくても大丈夫」となってしまうこともあるので、気を付けたほうがよいかもしれません。

 

 

あなたは、リスクを背負ったほうがいいと思いますか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

見つからないときの探し方?

 

f:id:kazuhotel:20170205033528j:plain

 

 先日、ある仕事でイベントができる場所を探すことになりました。ところが、イベント会場検索サイトなどでいくら探しても、求めている条件に合う会場が見つかりません。出てくるのは、貸し会議室や貸し切りができる飲食店など…。そこで、自分たちがこれからやろうとしているイベントと同じようなことを過去にやった人が、ネットに開催レポートなどをあげていないかと考えました。そして、その人たちがその記事に使っていそうな言葉で検索してみたところ、会場検索サイトには掲載されていないスペースを見つけることができました。そこは、とある会社の中にある一画。普通に探しても到底見つけることができなさそうです…。

 

簡単に探せる・探しやすい方法は、たくさんあります。でもその方法で見つかるのは似たような結果なことが多い。そんな中でも、すぐに結果に辿り着ける人がいて、その人の探し方を見ると、面白い探し方をしていたりします。「検索ワードセンス」なんて言葉もありますが、自分が求めている結果をネットに載せる人がどんなふうに載せるかを考えたら、見つからなかったものが見つかるかもしれません。ネットに頼ってばかりでもダメなんですけどね。

 

 

あなたが知っている、見つかりにくいものを見つける方法は何かありますか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

外から見てどう?

 

f:id:kazuhotel:20170205033439j:plain

 

 私はフリーランスで仕事をしています。いただく依頼は様々ですが、その中の3分の1ほどは、依頼をくれた会社の社内でも対応ができる内容です。それでも外部に依頼する理由は、対応しきれないことだけが理由ではありません。話を聞くと、「外からの目線で考えてほしいから」という意見が多いんです。

 

私も経験して気付けたことですが、内部に身を置いていると、客観的な視点でみているつもりでも、どこか自分たちの都合で考えてしまいます。お客さんは自分たちを好意的にみてくれていると思ったり、自分たちが仕掛けたことにちゃんと反応してくれると考えたり…。でも、関係のない外から同じものをみると、いち消費者として全くちがうみえ方。じっくり目を通してくれると思ったチラシも、普段はちらっとだけ見て捨てていたりします。もちろん、内部にいても世間一般の感覚が分かっている人もいますが、外部に依頼することで常に客観的にどうか?を重視している会社が意外に多いことにあらためて気付きました。

 

 

あなたは、外部からの視点を取り入れていますか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

いろいろあっても笑顔でチャラ?

 

f:id:kazuhotel:20170205033340j:plain

 

 ここ最近で一番と言っていいほどハードな週末を過ごしました。木曜日は早朝から空間コーディネートの仕事に出かけ、家具を組み立てたり設置したり…。その日のうちに2つの場所を仕上げ、担当の方のOKをもらって帰ってきたのは深夜2時頃。帰宅後はそのまま次の日に納める仕事を仕上げ、仮眠を取って翌日はイベントの準備と設営に…。開始後はいろいろと予想できなかったことも起きてしまいましたが、なんだかんだで無事終えることができました。

 

そして、打ち上げ会場でグッタリしていたところに、イベントを手伝ってくれた人が話しかけにきてくれました「顔色わるいけど大丈夫?」。疲れた感じを出してはいけないんですが、その日ばかりは隠し切れず…。その人は雑談の中で、自分や仲間がとても楽しめたと嬉しそうに話してくれて、参加者が楽しんでいた様子も教えてくれました。…で、話が終わる頃、「顔色よくなったね♪よかった!」と…。楽しんでくれたんなら良かったなぁ~と、いろいろ大変だったことが報われた気持ちになってホッとしたのかもしれません。前日のコーディネートの仕事でも、担当の方がとても喜んでくれたのを思い出し、自分の仕事は「喜んでもらえること」で支えられているんだなと、あらためて実感できました。

 

 

あなたは、大変だったことが報われたなぁと思えた瞬間はありますか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

緑色のショベルカーは...?

 

f:id:kazuhotel:20170129061036j:plain

 

 一般的に建機などの工事車両には、周囲に危険を知らせる警告色である黄色が使われています。ショベルカーの黄色。でも、緑やオレンジのショベルカーもあります。「危険だと黄色」と覚えてしまうと、黄色くない色はそんなに危険でないと思うかもしれない。そんなことを考えてしまいました。黄色=危険。黄色≠緑。緑≠危険?

 

私は今まで、理屈で物事を考えてしまうことに悩んでいました。数年前からは、感性と理屈の双方で考えるようになりましたが、きっとそれまでの考え方だったら、「緑色はそこまで危険ではない」という答えを出していたかもしれません。情報を整理したり、感覚で決めつけないために理屈で考えることはとても大事なことです。でも、理屈で考えることに慣れすぎてしまうと、思わぬ答えを出してしまうこともあります。正しい情報と知識を持っていれば、理屈で考えてもそこまでズレた答えに辿り着くことはありませんが、偏った情報と知識をもとに考えることのほうが多いので、注意しなければいけないとあらためて思いました。

 

 

あなたは、理屈で考えた答えに違和感を持ったことはありませんか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

気心の知れた仲間?

 

f:id:kazuhotel:20170129060846j:plain

 

 会社内での部署異動。経験したことのある人もいるのではないでしょうか。他部署の経験を積むことでいろんなことを身に付けるのが目的の1つですが、私が気になった部署異動の目的は「馴れ合い防止」というものです。ずっと同じメンバーで仕事をしていると、細かなことがルーズになっていったり、悪い意味での阿吽の呼吸みたいなもので進めてしまうようになったり…。結果、仕事の成果を上げにくい環境になるケースもあるそうです。

 

確かに、結果を求められるスポーツなどをみても、何年も固定のメンバーで試合をしているチームは1つもありません。常に新しい選手が入り、仲間が他のチームに移る。自分の立ち位置がその度に変わり、試合に出られるかどうかも分からない。そういった新鮮な環境だから、常に結果を出す意識が働いているのではないかと思いました。気心の知れた仲間とだったら、何をするにも快適。でも、快適な環境と強いチームはイコールではないような気がします。気心知れた仲間同士が、必ずしも馴れ合いになるわけではなりませんが、その可能性が高いのも否定できません。

 

 

あなたは、ずっと同じメンバーで伸び続けることができると思いますか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

光が十字に見える?

 

f:id:kazuhotel:20170129060802j:plain

 

 夜の街灯や星が十字に見えることがありますよね。本来は均等に拡散する光りですが、部分的にさえぎるものがあると、十字や星形のように伸びて見えるそうです。雲の状態やまつげなどの自分の目の状態、照明のカバーなど。動画や写真であれば、レンズの構造によっても変わるそうです。光りをさえぎるものとさえぎらないものがある。だから、さまざまな広がり方に見えるんですね。

 

光りを光りっぽくするために、私は何も考えずに十字に光っているように表現していたことがあります。本当は、環境によって見え方が異なるはずなのに…。理由が分かったからといって忠実に再現することは出来ませんが、そうである理由が分かっていれば、むやみやたらに十字に光らせたりはしません。分かっていて使うのと分からずに使うのでは、最終的に表現したモノに大きな差が出てしまうような気がします。ロジカルな思考に偏ってしまうのもよくありませんが、そうあるべき理由が分かれば、きっと自信が持てますし、説得力のあるモノになるはずです。

 

 

あなたは、夏場に遠くの景色がユラユラ見える理由を知りたくありませんか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain

 

伝えられない人はいない?

 

f:id:kazuhotel:20170201131403j:plain

 

 私はしゃべるのが得意ではありません。それでも、自分の考えを伝えなければいけない場面がたくさんあります。だから、言葉で伝えきれないときはこのブログのように絵を描きます。絵で伝わらないときは、参考資料を用意。時には、私以外の人に代わりに話してもらうことだって…。そんなこんなで、何とか伝わります。だから、口下手が伝えられない理由にはならないと思っています。

 

芸人の出川哲朗さんの外国人とのコミュニケーション。英語がほとんど話せないのに、聞きたいことの答えを必ずと言っていいほど引き出します。関係のありそうな片言の英語とジェスチャー、もちろんそれらがヒントになっているんですが、何とか伝えたい!という気持ちが届いて、相手がどうにか汲み取ろうとする状態になっているからだと思っています。伝える方法はたくさんあります。自分が使っている方法でうまく伝わらないからといって、伝えることに苦手意識を持ってしまうのはもったいないので、使ったことのない方法を試してみてください。私もまだまだ伝え下手なので、いろいろと試していきたいところです。

 

 

あなたが使っている「伝えるための方法」は、どんな方法ですか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain