デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

色鉛筆の色名がなかったら

 

f:id:kazuhotel:20150421082407j:plain

 

 緑の色は緑色ではないし、水の色は水色ではありません。よく言われるのは肌色で、色を着けて人物を描いたことがある人は分かると思いますが、肌色だけでは表現出来ません。(肌色は差別の問題もあるので、もう無くなってしまったかもしれません。)素敵なネーミングの色名などは心惹かれますが、その色名が発想を縛ってしまうこともあります。

 

色名がなかったら?と考えた友人が、子供に海外の色鉛筆をプレゼントしてみたところ、色名が外国語表記で読めないので、直感的に似ている色を手に取って、葉っぱを赤や青や黄色を使って描いていたという話を聞きました。

 

私たちには、せっかく自分の目線や価値観があるのに、何かに影響を大きく受けてしまうことがあります。別の要素に引っ張られる。自分が自信を持ってやってきたことが周囲から非難されたり、まわりで評価されていることが気になったり…。そういうとき、私たちは知らないうちに引っ張られているのではないでしょうか?私は引っ張られやすいタイプなので、その都度、何に影響を受けているか考えるようにしていますが、なかなか見つけられません。

 

 

あなたは『別の要素に引っ張られる』ことについて、どう思いますか?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plain f:id:kazuhotel:20160612063723j:plain