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巣鴨の若者?原宿の高齢者?

 

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 強いイメージは誰でも持っています。原宿と聞けば、オシャレな若者。新橋と聞けばサラリーマン。巣鴨と聞けば、高齢者…などなど。それは、一般的な感覚として持っているべきものなので、それはそれで必要です。ただ、そのイメージには入っていない対象もたくさんいます。学生の頃は、強いイメージを持っているものに対して何かを考えるときに、その真逆にある対象を考える練習をしていました。それを真逆と捉えてよいかは置いておいて、原宿なら高齢者、新橋なら住人、巣鴨なら若者、といった具合です。

 

それを考える良い点は、そのものの本来の姿が見えやすいこと。巣鴨は高齢者だけが住んでいる街ではありません。そんな当たり前のことが見えてきて、強いイメージを一度リセットできるんです。実際、巣鴨でオープンしたオシャレな古着屋さんはうまくいっているそう。周囲の人たちからは「何で巣鴨で?」と反対されたそうですが、オーナーさんは逆に「何で巣鴨じゃダメなの?」と。若者もたくさん住んでいるんだから、オシャレな服屋が無いほうがおかしいと考えたそうです。真逆に目線を移すとイメージが払拭できる。もちろん、たくさんの視点で判断することが必要ではありますが、強いイメージがあったら、まずはその逆から考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

あなたは、オシャレな洋服屋さんを出店するとしたら、どこに出しますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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