やったあとは?
「デザインを納めて、ほっと一息。」なんていう時はありませんか?集客や売上を上げることを目的としてデザインしたポスターなのに、ポスターを作って終わり。その後、目的を達成できたのか、達成できなかった原因は何なのか、次に同じようなケースがあったらどこを改善すればよいか、を追いかけない人をたまに見かけます。
デザインして納めるまでが仕事であれば、その後にやったことに対しての金銭的なメリットはないかもしれません。でも本来、やったその後どうだったかを確認することもデザイナーの役割ではないでしょうか?
実際にデザインが動き出してから、あらためて観察すると反省や新たな発見があります。そこで得るものが、とても大切なことだったり、自分の発想にはなかったことだったり...。数多くの案件をこなしているデザイナーは物理的にそこまで出来ないように思えますが、きっと依頼の多い方ほどきっちりやっているはずです。私が依頼主だったらそういう方にお願いしたいと思うからです。
あなたは『やったあと』についてどう考えますか?
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*イラストの設定や登場する商品等は架空のものです。また、内容は個人的な見解ですので、デザインを考える上での視点のひとつとして参考にしていただければ幸いです。