固定観念
イメージや知識、経験など自分の頭の中にある『固定観念』は、ときに現実を見誤ることがあります。「今までずっとこうだった。」「普通はこうするでしょ。」同じ仕事に長く携わっていたり、同じ環境に長く居ると、陥りやすいように思います。
あるとき「消費税増税前は駆け込み需要があるはず!」という意見について「皆さん、大きな買い物をする予定は?」と尋ねると、その場にいたほとんどの人が「特に予定はない。」という回答でした。
自分が出した答えは現実とズレているかもしれない、という意識が大切です。自分自身や身近な人の考えや行動と照らし合わせましょう。できれば、その案件の経緯や目的を知らない人に、さらっと聞いてみるのが効果的です。
また、現実を把握したうえで、意図的にズラす•外すのはOKです。現実に寄せすぎると、せっかくの新しい発想が当たり障りのないものになってしまうので、その時の状況や目的に合わせて取捨選択をしましょう。
あなたは『固定観念』についてどう考えますか?
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*イラストの設定や登場する商品等は架空のものです。また、内容は個人的な見解ですので、デザインを考える上での視点のひとつとして参考にしていただければ幸いです。