自分のメンテナンス?
定期的のメンテナンスする必要があるものは、エレベーターや空調設備、車やバイクだけではありません。私たち自身もメンテナンスは必要です。使い続ければパフォーマンスは低下しますし、乱暴に使えば壊れます。少し調子がわるいときに気付いて直せば大丈夫ですが、使い続ければ直せなくなってしまうこともあります。比較するものではありませんが、機械は定期的にメンテナンスするのに、機械よりも繊細な私たちの方は、あまり積極的にメンテナンスをしていません。
定期的に調子を整えないと仕事もプライベートも充実しない。これは以前、誰かに言われたことなんですが、確かにそうかなと思いました。共感できたのは、健康診断など体調管理の部分だけではなく、技量の部分が大きかったです。自分が今30代だったら、20代のときと同じパフォーマンスは発揮できません。やっていることの内容も質も変わっているでしょうが、20代のときの力が必要になる場合もあります。でも、それを維持することをやっていないと出来ません。また、自分の能力の低下にはなかなか気付くことが出来ないので、同じことが出来る感覚を持っている場合もあります。
デザイン感度が鋭いのは20代まで、といろいろな人から聞きました。デザイナー募集の求人はみな20代。一番成長する時期も20代だと言われています。ただ、世の中で活躍している人たちは30代、40代、もっと上の人たちだったりもします。ということは、ある力を維持したりもっと高めることも可能だと。メンテナンス方法は人それぞれですが、定期的に自分の状態を確認するのはとても有効です。休日の息抜きも大切ですが、たまに自分を整理してみると、これから自分がやるべきことが明確になったり、新しいことにチャレンジするきっかけになったりもするので、『自分のメンテナンス』を一度試してみるのも良いかもしれませんね。
あなたは『自分のメンテナンス』をやったことはありますか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。