思わぬところでイメージダウン?
私はデザインの仕事をしているのですが、マンガのように予期せぬところで全体のイメージを低下させてしまった経験が過去に何度かあります。先日、ファーストフード店に立ち寄ったときにこんなことがありました。レジが混んでいてお客さんが苛立ちはじめようかというとき、店員さんが待っているお客さんに手持ちのメニューを配り、一人ずつに「もう少々お待ちください」と声をかけていたんです。私も(たぶん他の人も)気持ちよく会計を済ませ、そのお店にとても好感を持ちました。で、いざハンバーガーを食べようとしたとき、一緒にいた友人がふと包み紙がセロテープで留められていることに目をとめました。「このセロテープで一気にチープに見えちゃうな…」。接客はすばらしく、提供するものがとても美味しかっただけに、これがオリジナルのテープやシールだったら見え方がちがうんだろうなと。
自分たちが抜いているつもりが全くなくても、本当に些細なことを気されてしまうケースはよくあります。些細なことは気がつかれないことも多い反面、気付いた人のイメージダウンは大きい。予算上の都合など私自身も痛いほどよく分かりますが、どこで誰がどんな点を見ているか分かりません。当たり前ですが、ないがしろにしてよいことなど何もなく、どんなときでも隅々まで気にする努力をしないといけないとあらためて感じました。
あなたは『気になったこと1つ』でイメージダウンしてしまった経験はありますか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。