10,000いいね?
facebookの“いいね”が1万。食べログで星が4以上。そんなに人気がある商品やサービスなら、ちょっと覗いてみようと実際に行ってみたら、自分はあまり良いとは思わなかった…。当たり前なことですが、他人の高評価が自分にとっても同じとは限りません。ミシュランガイドに掲載されているお店だって、自分が星の分だけ満足できるかは分からないことです。そういった数値化された評価は、参考程度に気にするぐらいだと思っていましたが、意外と世間はその評価を頼りにしているように思います。だから、どこの企業も“いいね”や星の数を増やそうとするんでしょうね。
ただ、頼る指標が無くなると、途端に選び方が分からなくなる可能性もあります。旅行に行く前にガイドブックを買おうとしたら売ってなかった。食ベログをチェックしようと思ったらネットの調子がわるくて見られなかった。急にそんな状況になったらいつも通りに選べるでしょうか。良いと言われているものが自分にとって良くない場合もありますし、周囲のほとんどの人たちが「あれは良くない」と言っていたって、自分にとっては最高な場合もたくさんあると思っています。他人の評価はあくまで他人の評価。つい気にはしてしまいますが、できるだけ自分の目で確かめる。実際に自分で確かめられないことは仕方がありませんけどね。
あなたは、他人が評価したモノを自分の目で判断していますか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。