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好きな人が作る力?

 

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 先日、相撲の専門雑誌の編集部を取材するテレビ番組を観ました。取材をはじめるや編集者は熱が入り、相撲の魅力や自身の相撲熱の話が止まりません。それをみて、そんな人たちだからこそ作ることができる雑誌で、それを楽しみにしている読者がいるんだと納得。「この映画、私は好みじゃないんだけど面白いと思いますよ!」と勧められるよりも、「めちゃくちゃ面白かったんですよ!絶対観たほうがいい!」と言われたほうが、観てみようかな~という気分になりますよね。好きな人が作ったモノには、理屈を超えた魅力と、人を惹き付ける力があると思っています。

 

普段仕事をしていると、こんな話を聞きます。「うちのこの商品オススメですよ、使ってみてください!」「へぇ~、使ってみてどうですか?」「いや、私は使ってませんけど…」。どんなに素晴らしいモノを紹介されても、その人自身が

愛着を持って使っていたり好きで取り組んでいないと、機能や価格やメリットなどの情報以外は何も伝わりません。逆に、たとえ情報は薄くても、伝える人の熱量があれば前のめりに話を聞いてしまったりもします。もちろん、自分の会社の商品を自身が使用できる対象ではない場合もありますし、好きで取り組んでいることは少ないかもしれません。勧める対象や環境を選ぶことは難しいかもしれませんが、だからこそ、『私はこれが好き!』が持っている人を動かす力が大切になってくるような気がしています。

 

 

あなたは、相手が好きなことを好意的に受け取ってしまいませんか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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