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失敗できないから集中する?

 

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 長年お店を続けているであろうクリーニング屋さん。そのお店の前には、手書きの料金表が大きく貼ってありました。模造紙に書かれた文字は、正直読みやすいとは言い難いものでしたが、丁寧に書いたものだとひと目で分かる趣のある雰囲気。その料金表からは、「きっと仕事も丁寧なんだろうな~」と、料金情報以外も伝わってきます。そのお店の前を通るたびに、当たり前なのに忘れてしまいがちな大事なことを教えられているように思います。目的だけ果たせばよいわけではない…。

 

写真だったら、デジカメやスマホで撮影したものよりも、フィルムカメラで撮影したものの方が、やっぱりチカラが強い。撮影するときの緊張感や1枚にかける想いの入れ方が、作品に表れてしまうような気がします。例えば小さなことですが、私は仕事でメモをするときは裏紙(印刷ミスや不要な書類の裏をメモとして有効活用する)を使いません。新品のコピー用紙を使います。会社員のときは「贅沢だ」と言われましたが、やっぱり書くときの気持ちの入り方がちがって…。裏紙だと「どうせ捨てる紙だから」が、どこかに入ってしまうと思っています。きっと、クリーニング屋さんのメニューも、模造紙に手書きしたものだからチカラがあるのかもしれませんね。

 

あなたは、失敗できないときは集中していたりしませんか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

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