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デメリットは一切ありません?

 

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 これは私の経験ですが、何かを提案するときはデメリットも含めて伝えたほうが、相手の同意を得やすいと感じています。

 

例えば、販売業。お客さんにダメなところを伝えることは基本的にはなく、当然そんな指導はしていません。ですが、私がよく利用するお店では、気を配りながらもダメなときはダメと言ってくれます。「その組み合わせはやめたほうがいいですよ。」さすがに、似合いませんとは言いませんし、褒められて気持ちよく買い物をしたい人には不向きな対応かもしれませんが、客観的な視点で判断してくれることは一種のサービスでもあります。

 

私たちはついデメリットを隠して、良いところばかりをアピールしてしまいがちです。もちろんデメリットがない提案を目指しますし、変にネガティブになる必要はありません。ただ、相手を思いやることができれば、後になって気付いて後悔することがないように、伝える内容も伝え方も自然と変わっていくような気がします

 

「うちのキュウリは形がわるいんです。」デメリットを伝えているのに、無農薬で体に良さそうなプラスのイメージが湧くこともありますしね。

 

 

あなたは『デメリット』を伝えていますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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