自分の上は相手の下
『下』は逆さまに見ても『上』ではありませんが似ています。上下を間違えた受け取り側のミスですが、上下と記入した人の伝え方が足りなかったのかもしれません。
自分が分かる書き方ではなく、相手が分かる書き方にする。困ったことに自分と同じ認識で相手の人が見てくれるとは限りません。天地と書くより上下と書いたほうが、スッキリして気持ちが良いのは分かりますが…。
メールアドレスが記入された手書きのアンケート用紙などを見ると、相手に正確に伝えようとする人は『 - 』にハイフン、『 _ 』にアンダーバーと読み方の説明を書いていたりします。英語の『O』と数字の『0』も、数字には斜線を入れたりしますよね。見た目は良くありませんが、見る人の立場を考えた分かりやすい表現です。
数字の6と9など、見間違えるものは身のまわりにたくさんあります。それを間違えないようにどう伝えているか、おもしろいので時間があったら見つけてみてください。
あなたは『相手がどう見るか分からない』について、どう思いますか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。