行けないけど来てくれる?
私は最近、できるだけいろんな人に会うようにしています。ただ、バタバタと忙しくしていると、タイミングを合わせることも会いにいくこともできず…。そんなとき、どうしても会いたいと言ってくれた人が、わざわざ自宅近くまで会いにきてくれたことがありました。会いに行けないけど、会いにきてくれる人。言うまでもなく、とても嬉しかったのを覚えています。世界各国の美術品がやってくる美術館での企画展も、移動販売や移動図書館も、訪問看護も…。それらは自らなかなか出向くことが出来ない人に向けたものです。助かっている人はもちろん、貴重な体験が一生の思い出になったりもしますよね。
そんなことを考えていたついこの前、出張社会科見学という企画を知りました。なかなか社会科見学に行けない小学校に出向いて、伝統工芸品などを作る職人さんの姿を動画を通じて伝えるものです。主催者の実費ですべてを負担できないので、支援を募って実現に向けて動いています。近況を聞いたところ、さっそく「うちの小学校でやってもらえないか?」という問い合わせがきたそう。東京から180kmも離れた三宅島の小学校。島内に無いことを体験する機会はきっとほとんど無いと思うので、ぜひこの企画をやってほしいなと思いました。興味がある方はぜひのぞいてみてください!
あなたは、向こうから来てくれて良い経験になったことはありますか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。