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友達の頼みごとは難しい?

 

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「デザインの仕事をしているんだ」なんて周囲に話すと、「ちょっとお願いがあるんだけど…」とデザインの頼み事をされることがあります。もちろん、仲がいい友人には何かしらの形で協力してあげたいと思い、無償でつくってあげていた時期がありました。でも、あるタイミングでそれをやめることにしたんです。友達の頼みでもお金をもらうようにしました。ケチくさいと言われることもありましたが、今ではそれで良かったと思っています。

 

その理由は、お互いに満足できないからです。依頼する側には、少なからず要望があります。でもタダでお願いしている手前、期限や修正などを強くは言えません。あがってきたデザインがあまり気に入らなくても我慢します。依頼された側は「タダでやってあげているんだから」と、多少の手抜きや妥協がでます。仕事と同じクオリティのモノを出せば、費用をかけて依頼してくれる人に申し訳ない気持ちにもなります。気に入らないから作り直してほしいと言う人もいますが、大概は良いモノは出来ませんし、お互いの関係がわるくなったりするのではないでしょうか。

 

「お金をはらう」ことで、きちんと要望を主張できます。「お金をもらう」ことで、相手を満足させるモノをつくる責任が生まれます。家族や本当に親しい友人の頼みごとまでお金をとったりはしていませんし、この方法が良いのかどうかは分かりませんが、個人的には自分も相手も満足することが大切だと考えているので、今はそうしています。タダでやってもらうことで満足する人だったら…う~ん、丁重にお断りしようかな。普段の仕事でもあまり安請け合いをしてしまうと、お互いに満足できないような気がします。

 

 

あなたは『友達の頼みごと』で良かったことや困ったことはありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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