ビジュアル先行?
こんな話を聞きました。あるとき、公開していなかったチームのメンバーの顔写真を公開したところ、そこに参加したいという応募が以前と比べて少なくなったそうです。それまでは、「どんな人たちなんだろう…」「未経験でも大丈夫かな…」「話を聞くだけ聞いてみよう…」といった感じ。それが、顔写真を公開すると「こんな堅そうな人たち…」「経験者っぽい人ばかり…」「話づらそうな人たちだな…」になってしまう。あくまで予想ですが、見る人にそんな変化があったのではないかと話していました。
ビジュアル先行で、イメージが固まっていってしまうことってありますよね。モデルさんは華やかな私生活を送っていると想像したり、バイトの求人のスタッフ写真を見て「私とはタイプがちがう人たちだから馴染めないな…」なんて思ったり。ビジュアル先行は、実際とは異なる印象やネガティブな印象を与える場合もあるので、確かにリスク面が目立ちます。ただ、プラスに働くこともたくさん。例えば顔写真だったら、見せることで信用してもらえるようになりますし、仮に実際より良い印象を与えてしまったとしても、その良い印象に近づこうとする努力が生まれたりもします。敬遠されることも少なからずありますが、結果的に相手に抱かれた印象がわるくても良過ぎても、本当に伝えたい相手に実際の姿が伝わればいい。そう考えるようにしています。
あなたが、見た目のイメージで敬遠したものは何かありますか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。