光を当てたら影ができる?
つい先日、縁があってチケットを頂き、陸上を観に行ってきました。とても楽しかったのですが、残念だったことも…。花形のトラック競技の影に隠れて、幅跳びや高跳びなどの跳躍競技がひっそりと行われていたんです。三段跳びにいたっては、有名選手が出場するメインイベントの100m走と時間が重なって、それはもうやりにくい環境だったと思います。なぜかトラック競技だけ、観客に静かにするようにアナウンスがありましたし…。
陸上をやっているであろう子供たちが帰り際にボソッと言っていた「三段跳びの選手たちがかわいそう…」という言葉を聞いて、どこかに強い光を当てることについて考えさせられました。『光を当てれば、影ができる』。私も含め陸上競技にあまり関心がない人まで観にきてくれたのは、有名選手が出場するからです。みんなに均等に光が当たるようになんて綺麗なことは言いませんが、競技自体に支障をきたすような環境はさすがにどうかと…。気のせいか、跳躍を途中でやめる選手が多かったように感じました。
あなたは、スポットライトが当たっていないところを見て、残念な気持ちになったことはありますか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。
ちなみに、1年前はこんな記事でした↓