鮮度が落ちる?
「あなたの仕事は魅力的。ぜひ一緒に仕事をしてほしい!」それがしばらく経つと「もう少し安くやってもらえないか?」と依頼料の値引き交渉をされてしまった。はじめはあんなに熱心に口説いてきたのに…。よくある話です。
その時々で当てはまらないこともありますが、これはある意味仕方がないことです。付き合いが長くなるにつて、相手は自分の仕事のスタイルや能力が分かってきます。熟知すれば、自分の客観的な価値自体が相手に明確になるでしょう。だから、二の矢、三の矢を常につくって、自分の鮮度を保ち続ける必要があります。繁盛している飲食店や出演オファーの絶えない俳優さんは、常に新鮮な魅力をつくり続けているように思います。
私たちの一押し商品やサービスが通用するのは、残念ながらはじめだけかもしれません。『鮮度』を保ち続ける。魅力をつくり続けるのは簡単なことではありませんが、長く愛される会社や店、人になるためにはやるべきことなんですかね。
以前『世の中に合わせて変えない魅力』という記事を書きましたが、変えないのは信念や仕事のスタンスで、何も変えていないように見えて、実はどこかで魅力をつくり続けているのかもしれません。多くの人に長い間支持され続けている理由は、まだまだたくさんありそうです。
あなたは『鮮度』についてどう思いますか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。