デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

デザイナーは変わり者?

 

f:id:kazuhotel:20150922111343j:plain

 

『デザイナー』。それだけを聞くと、私たちは個性的でちょっとぶっ飛んだ人を思い浮かべます。ファッションデザイナーを想像する人もいますね。私は美術大学に通っていたわけではありませんが、自分の学生時代のまわりの人たちを思い出すと青やピンクの髪の毛だったり、ピカチューの着ぐるみを着てきたり、ある日突然全身の毛を剃ってきたりと、確かに独特の個性を持つ人たちがいました。そういう印象を持たれても仕方がないと思います。でも、今あらためて周囲でデザインの仕事をしている人たちを見てみると、至って普通の人ばかり。どうしてデザイナーを変わり者だと思ってしまうのでしょうか?

 

仕事仲間との雑談で出てきたひとつの答えは、普通の人はデザインが出来ないと思っているから。だから、デザインが出来る人は普通ではない。…デザインの定義なんて難しいことを語るつもりはありませんが、誤解を恐れないで言うと誰でもデザインは出来ます。手紙を書いたり、誰かにプレゼントをあげたり、新しい環境で自己紹介をしたり、どれもデザインで自分が気付いていないだけ。専門的な知識や技術は必要なデザインもありますし、誰もが出来ないことも分野によってはありますが、何かを良くしたり誰かのためになることはデザインと呼んでいいと考えています。普通の感覚がないと、普通の人に向けたデザインをすることは出来ません。だから、デザイナーは普通で、普通の人はみんなデザイナー。そんなよく分からない雑談で盛り上がってしまいました。

 

 

あなたは『デザイナー』に対してどんなイメージを持っていますか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plain f:id:kazuhotel:20160612063723j:plain