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作ることが目的?簡単な見分け方

 

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 私はデザイン関係の仕事をしているんですが、駆け出しの頃と比べて大きく変わったことがあります。それは、作ることが目的ではなくなったということ。作って満足ではなく、それがきちんと機能して成果を生むかどうかに向かうようになったんです。当たり前と言えば当たり前なんですが、自分のデザインがカタチになると舞い上がってしまうんですよね。内容にもよりますが、手段としてデザインをする場合は特に注意が必要。自分では作って満足していないと思っていても、意外とそうなってしまっていたりします。

 

先日、自分がデザインしたあるものを採用して1ヶ月も経たないうちにリニューアルしたいという話になりました。駆け出しの頃だったら、「あれほど詰めてせっかく作ったのに!」と不機嫌になっていたかもしれません。でも今は、機能していないなら変えた方がいいと切り替えられるようになりました。一生懸命作ったものなのでガッカリはしますが、憤慨するようなことはなく…。そこで思ったのは、自分が本来の目的に向かって取り組んでいるかどうかは、採用されたものが短期間でダメだと判断されたときの反応で分かるということ。憤慨するようなら、それは作ることが目的になっている。自分だけで確かめられる方法ではありませんが、この見分け方はどうでしょう?

 

 

あなたは、自分が作ったものがすぐに不要になったらどう感じますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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