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どんなふうに言ってる?

 

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 先日、フォント(字体)について、どう選んだらよいか質問されました。「◯◯は読みやすくて、△△は高級感がある印象ですよね?」なんて難しい話をされたので、私はこんなふうに考えてみたらどうかと提案しました。「その人が実際に喋ってると考えて、一番しっくりくるものを選んだら?」と。その時はバタバタしていて、とても抽象的な説明だけで終わらせてしまいましたが、結構おもしろい選び方かもしれないと思っています。

 

強面の人が大声で怒鳴りつけているとしたら、か弱い線の細いフォントは選びません。可愛らしい子が小声で囁いているとしたら、筆文字は選びません。フォントだけではなく、文字の大きさも文字の感覚も同じ。同じ文字でズラーっと書いてある文章と、大きさや太さにメリハリのある文章では感じ方は違います。フォントの効果や種類を知識として覚えることも、文字を扱う仕事をしている人にとっては重要なことですが、まずは簡単なところから楽しくフォント選びをしてみてはいかがでしょうか。特にいつも同じフォントを使っている人は、そのイメージと同じように自分が伝えたいのかを他のフォント見比べてみると、おもしろいかもしれません。

 

 

あなたは、「このフォント、イメージとピッタリだなぁ♪」と感じたことはありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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