あなたはよくても私が恥ずかしい?
先日、私が干してあったシャツをそのまま着て出掛けようとすると、妻に呼び止められました。「ちょっと、それアイロンかけるから脱いで!」。若干シワがあるのは分かっていましたが、お客さんに会うわけでもなかったので特に気にしなくていいと伝えると、「恥をかくのは私なんだから!」と怒られて…。仕事の中では気を配っているつもりでしたが、抜けていました。でもこれは大事なことで、相手に恥をかかせないようにする感覚を持っているチームや会社はとても強いんですよね。理由は、相手に恥をかかせないようにもう1歩努力をするからです。
自分がそれで良しとすることでも、周囲の誰かにとっては良しとできないことがあります。それで自分はよかったとしても、相手にとっては不足で、陰で足りない部分を補っていたり。取引先との打ち合わせで、名刺を切らして自分は平気な顔をしていても、一緒にいる上司は恥をかいています。仕事が忙しかったりして、周囲に気を配る余裕がなかったとしても、その意識があるかないかは大きい。「自分の仕事はキッチリやっている」なんて言っている人ほど、実はそこが出来ていなかったりするので、少し息をつく時間があったら、一度「あなたはよくても、私が恥ずかしい」と思われてしまっていないか?をチェックしてみた方がいいかもしれません。
あなたは、誰かが平気でも自分が恥ずかしかった経験はありますか?
*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓