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採用されると良かった点を、ボツになると悪かった点を探す?

 

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 何かをやった後の振り返り反省は、次につながる大事なこと。でも、どんなふうに振り返っているか傾向を見ていると、私に限らず他の人にもある特徴があります。それは、採用されると良かった点を探して、不採用になると悪かった点を探す傾向。採用されたときは、「ここが評価されたんだな♪」と高評価ポイントを探すことが先立って、ダメだったところは後回しに…。逆に不採用のときは、「どこがダメだったのかなぁ…」と採用に至らなかった理由を探してしまい、その時には自分たちの提案の良かったポイントを振り返らなかったりします。

 

どちらもわるいわけではありませんし、嬉しいときは喜んで、悔しいときは反省していいと思っています。でも、そこで採用されたにしろ不採用になったにしろ、その時点ではまだ途中。その後につながる行動をとらない手はありません。だから、採用されたのなら、もっと磨き上げるために何かをやるべきで、不採用なら他の手を考えるのと同時に、不採用案をどうしたら採用されるまでに持っていけるかを考えた方がいい。採用基準が80点だったとしたら、81点で採用された案も79点で不採用になった案も、どちらも未熟な状態です。100点満点なら別ですが、もし合否の結果をただ聞いただけだったら、良い点と悪い点のどちらかではなく、その両方を洗い出してみるべきかもしれません。

 

あなたは、どんなふうに結果を振り返っていますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

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