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言わずして伝える?

 

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 直接的に伝えると、受け手には多かれ少なかれストレスがかかると思っています。「これは○○なんです!」と言われたとしたら、別に求めていない情報の場合はストレスになりますし、その情報を受け入れるかどうか問われているようなところもあるので頭を使う分、疲労を伴います。Aさんはいい人だと伝えたいときに、「Aさんはいい人です」や「この前、Aさんがこんなことをしてね…♪」といった伝え方をされても、素直にAさんがいい人だとは思えなかったりするように、直接的な発信が必ずしもその通りには伝わらない。もしいい人だと素直に思えるとしたら、ふとしたAさんの言動を見て「この人はいい人そうだなぁ」と感じたときのような気がします。

 

受け取る情報と感じる情報には大きな違いがあると思っていて、より深く相手に実感してもらいたいときは、直接的に伝えるよりも感じてもらった方が良かったりします。昔、ある体験をしたとき、その教室の先生が楽しめるポイントを色々と話してくれたことがありました。「こういうところがこの体験の魅力なんです!」。自分で楽しいポイントを探したかった私は、ひねくれた性格なので、教えてもらった楽しみ方以外の楽しみを探してしまいました。自分から取りにいった情報にはストレスがない。もちろん何も伝えずに相手に伝わることはないのですが、直接的に伝えることだけが『伝える』ではないので、口に出さずに伝える方法を色々と知っておくと、本当に響かせたいときに役立つかもしれません。

 

あなたは、口に出さずに伝えたときはありますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

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