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足りてないからこそ本番が大事?

 

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 何事も練習することは大事。練習が足りていなければ本番なんてやっても意味がない。…と思っていました。でも、今はちょっと考え方が変わっていて、練習が多少足りないと感じていても本番を経験した方がいいと思っています。練習ばかりしていて伸び悩みを感じていた時期に急遽本番にのぞまなくてはいけなくなったとき、私は不安で仕方ありませんでしたが、本番を終えてそこで学びの多さに驚いたのをよく覚えています。もちろん、うまくはいきませんでしたが、今の自分に何が足りなくて何を練習すべきなのか?が明確になったんです。練習だけしていて悶々とするのは、今やっている練習がどういったところで活きてくるのかが分からないからかもしれません。

 

たまに部下の能力がまだ未熟だと判断して、なかなか仕事を任せない上司の方を見かけたりしますが、それだと今出来ることをやるだけになってしまって成長速度はとても緩やか。一方で、ちょっと背伸びをしないと届かないような仕事を任せた場合、その届かない分を埋めようとしたり、足りなかったところが分かったりすると、グーンと成長が加速していく印象があります。100回の練習よりも1回の本番。決して、練習を疎かにしていいというわけではありませんが、未熟な状態で本番を経験することは大きな活力になるはずです。それに、本番に挑んだときに100%通用するまで練習を重ねるとしても、それがどの時点なのかは誰にも分かりませんからね。

 

あなたは、まだ自分では難しいと思っていたけど本番にのぞんだ経験はありますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

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