デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

出来ないことは断る?

 

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 私はフリーランスとして仕事をしているんですが、ここ最近で何件か仕事をお断りさせていただきました。1件は、スケジュール的に難しく、「明日までにやってほしい」といった依頼。徹夜をして他の人の手を借りても間に合わないような内容です。もう1件は、費用の折り合いがつかない内容。あまりにかけ離れた金額を提示され、生意気ですが自分を安売りしないためにもお断りをしました。また、誰かのデザインの模倣をしてほしいという依頼。高額の予算で納期までの時間もあり、お金のことだけを考えたら魅力的でしたが、ポリシーとして受けることができませんでした。

 

どう考えても出来ないと思ったら、そのときは断る。はじめからできないと決めつけるという意味ではなく、きちんと考えて断る判断も時には必要だと思っています。単純に受けてしまって相手に迷惑をかける場合もありますし、その後の仕事に影響したりもします。例えこれまでお付き合いのある相手だとしても、それはちがうと思ったら正直に言う。少し冷めているかもしれませんが、「じゃあ、あなたにはもうお願いできません」となるなら、それまでだと思ってます。何かトライアル的なことで、お互いにチャレンジしてみる余裕があったりするような内容は別ですけどね。

 

あなたは、どんなときに断りましたか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

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残りがわかれば大事に使う?

 

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 自宅でデザインの仕事をするときには、ゼブラのバンカースというボールペンを使っています。グリップ感や重心のバランスが良くて、スムーズに筆が運ぶんです。ペンに入っている文字が消えるぐらい使い込んでいるお気に入り♪ただこのボールペンは、いつの間にか生産終了になってしまっていて、今持っているモノが壊れてしまったら替えはありません。一部、どこかのブランドがコラボして復刻品を販売しているようですが、もう無いのが分かっているのでとりわけ大事に使っています。

 

もう無いとはっきり分かっていると、大事に使う。先日も、梱包作業で使用するテープが残り少ないとき、いつもだったら長く切って入念に留めるところを、少しずつ節約して使いました。それは、残りが少ないのが分かっているから。トイレットペーパーが残り少なかったら、きっと慎重に使うはずです。環境問題に触れるニュースなどで、枯渇資源の話を聞いてもいまいちピンとこなかったり、行動に移せなかったりするのも、残りが明確でないからかも…。もし、残りを明確にするのが難しいものだったら、いっそのこと「残りはあと○○です!」と決めて言ってくれた方が、私たちは大事に使うようになるかもしれませんね。

 

あなたは、残りが分かって大事に使うようになった経験はありますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

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費用を気にして考えない?

 

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 何か無料で配れるものを作ろう!う~ん、でもあまりお金はかけられないし…。よしっ「ノベルティ 激安」で検索っと。どれにしようかなぁ♪

 

…そんなふうに仕事をしていた人に、その人の上司が注意をしていました。物事を考える順序についての指摘と合わせて言っていたのは、「はじめから費用のことを考えるな!」です。一旦費用を気にしだすと、その費用の中でできることだけで考えるようになってしまう。ものすごく費用がかかる…と、勝手なイメージで諦めているようなこともあるけど、方法論を知らないだけでできるかもしれない。中途半端に費用面を気にするぐらいなら、全部取っ払って考えた方がいい。

 

「どんなものが良いか?→どうやって作るか?」で考えなければいけないところが、完全に逆になってしまうことがあります。自分では目的に合わせて進めているつもりが、費用を気にすることで、いつの間にか逆算して考えてしまっていたりします。費用を気にせず考える。そこで出たアイデアは実現が難しいケースがほとんどかもしれませんが、実現できることもある。100円の景品を1000個作って配るなら、もらって嬉しい1000円の物を100人に配った方が良かったりします。

 

あなたが、無料で配っていた物で、もらって嬉しかった物はありますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

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この味、女子が好きそう?

 

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 「味はどう?」と聞かれて、「女性が好みそうだね!」と答える男性がいます。その場は「そうか~なるほどね。ありがとう!」で終わりますが、このやりとりはちょっとおかしい。テレビなどで視聴者に味の雰囲気を伝えるために使うことはあっても、個人の感想を求められているのに、自分じゃない人だったら◯◯と答えるのは、質問と回答が噛み合っていません。自分にとって甘すぎる味だと感じたなら、そのまま「私には甘すぎる」と答えるのが自然です。

 

私は、前述のようなやりとりを見かけることが多く、いつも不自然さを感じています。第三者の目線に立って考えるときと、自分の考えを述べなければいけないときの区別がついていないんです。自分の意見に自信が無かったり、否定的な意見を言いづらかったりしたときに、客観的な視点を入れてしまう気持ちは少し分かります。でも、その質問が個人に向いているなら自分の感想を伝えたほうがいい。いろんな人と関わる機会が多かったり、マーケティングなどに携わっていたりすれば、第三者的な意見にも説得力があったりしますが、個人のイメージレベルでの客観的意見には説得力がないような気がします。相手の質問にしっかり答えた気持ちになっていても、「…で、あなたはどう思うの?」と相手の心の中で聞き直されているかもしれません。

 

あなたが、アボカド海老マヨサラダを食べたとしたら、どんな感想を言いますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

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DVDを買って観る?

 

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 1本4,000円のDVD。普通に考えたら、レンタルビデオ店で500円以下で借りられるものを購入しようとはなかなか思いません。所有したい作品や好きなタイミングで観たい作品、レンタルしていない作品などは購入したとしても、一度観てみたい作品をその都度購入はしません。ただ、俳優さんや映画関係者は、借りるよりも購入して観る人が比較的多いという記事を読みました。経済的な余裕もあるかもしれませんが、その作品にかかっている労力や費用、どれだけの想いが込められているかを同業者としてよく分かっているから。彼らにとって、4,000円のDVDは決して高くはありません。

 

若い頃は「何でこんなに高いの?」と思うものがたくさんありました。数十万円のパソコンやソフト、5,000円以上する書籍など、購入の決断に躊躇してしまうものばかり。それまでは、作っている数が少ないから高くても仕方がない…と自分に言い聞かせて購入していましたが、今ではその躊躇はほとんど無くなりました。もちろん、頻繁に購入できるわけではありませんが、必要になったときは購入。たぶん理由は、その商品の価値が何となく分かってきたからだと思います。インターネットとメールができればいい人にとって10万円を超えるパソコンは高くても、他にいろんなことで使う人にとってはそれほど高くない。もし相手が高額だと感じることがあったら、その価値を相手が実感できるようにしてみるのが良いかもしれません。「こんなに頑張って作ったんです!」なんて言う必要はありませんけどね。

 

あなたは、昔は高いと感じたモノで、今は高く感じないモノは何かありますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

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その後、どうなった?

 

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 数年前、とある町の住宅街を歩いていたとき、自分がデザインしたソファが捨ててあったことがありました。気になって見てみると、多少生地が傷んでいるものの特に壊れているわけではなく、捨てられた理由が気になって...。ずっとモヤモヤして過ごしていたある日、たまたま引越し屋さんと話をする機会があり、「家具の移動って大変ですよね~」なんて雑談をしていると、「そうですね。でも、引っ越しを機会に処分する人が結構いるんですよ。引越し先の家が狭くて入らなかったり、持っていくよりも買い直した方が安く済んだりするみたいで…」。現実問題を突きつけられたのをよく覚えています。

 

私はデザインの仕事をしていますが、そのデザインがどういう形で終わりを迎えたのかを知る機会があまりありません。ポスターだって、掲出された後にどう処理されているのかを知りませんでしたし、家具がどのように廃棄されるかも知りませんでした。イベントの企画だって、その場に立ち会わなければ、どんな様子でどんな効果が得られたかを知る機会は少ない。だからこそ、それを知る必要性を今では強く感じています。自分で調べたり、積極的に聞くようになって学ぶことはとても多く、ものづくりについての考え方も大きく変わりました。リサイクルなどの環境問題といった大きな話に限らず、自分が関わったモノの結末を知る必要があると思っています。

 

あなたは、自分が作ったモノが最後にどうなったかを知ったことはありますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

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一番よく見えないときは?

 

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 デザインを考えるとき…。私のチェック項目の中に、『一番良く見えない状態で考える』があります。スケッチを描くにしても、デザイン案を作るにしても、大抵は一番良く見える状態で考えがちです。「確かにそのアングルで見たら美しいね♪でも、反対側から見たらどうなの?」。学生時代に自分のデザイン案に対して、毎回ツッコまれていました。Tシャツだったら、ハンガーにかかって広げた状態やマネキンに着せた状態は確かにカッコいい。でも、畳んで陳列されている状態がカッコよくなかったら、お客さんに手に取ってもらえないかもしれません。

 

一番良い状態だけで考えない。これはとても重要だと思っています。写真がいくらカッコよくても、実際の場所に行ったらそうでもない…ではダメですし、いくら美味しいお弁当でも、出来たては美味しいけど時間が経ったら美味しくないではダメ。ベストな状態だけで考えるクセがついてしまうと、そうではないところを考えられなくなってしまいます。以前、ポスターのデザインをしたとき、照明が当たって人の目につく明るい場所に展示される想定をしていましたが、実際は薄暗い端っこのスペースに展示されました。当時の私は文句を言ってしまいましたが、それを想定して考えていない方がわるいんです。ベストな状態でより良く見せるためにも、他の状況下で良く見えるように考えることは大切です。

 

あなたは、写真を撮ったとき、写りの良いものばかり残していませんか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

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自分マスター?

 

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 学生時代に3日間寝なかったとき、ファーストフード店で手にハンバーガーを持ったまま閉店まで寝てしまったことがあります。私はそこで、3日間寝ないとどうなるかを知りました。今では、1日徹夜をするのもしんどくなっているので、最低3時間は寝ないと翌日に支障が出ます。それも、1日徹夜をしてみて分かりました。どれもやってみて分かったこと。自分のことって分かっているようで、分かっていないことが多く、行き当たりばったりでやると想像とは違った結果になることが多いんですよね。お酒はこのぐらい飲んでも大丈夫♪と思っていましたが、つい先日も自分のコンディションを把握できておらず、いい歳をしてペロペロになってしまいました。

 

今の自分は、◯時間あったらどこまで出来るのか?どういうときが一番頭が冴えているか?どうすると体調を崩してしまうのか?体調管理だけでなく、今の自分のスペックをちゃんと知るだけで、何をやるにしても対応がガラリと変わったりします。日々変化していくので、こまめに把握していないといけなかったりはしますが、冷静に自分を調べると意外な発見があったりします。この前やってみたときは、「あれ?俺、この作業苦手だったんだ…」と、自分の欠点がたくさん見つかりました。

 

あなたは、自分のことをどれくらい知っていますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

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得したいより損したくない?

 

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 クーポンや割引チケットを使う人の心理…。それは、得をしたいからではなく、損をしたくないからだという考え方があります。自分では得をしたいと思っていても、深層では損をしたくない心理の方が働いているそうで、そこまで欲深いわけではなく、他の人と同じサービスを受けたいと考えるようです。だから、何かのクーポンなどをお客さんに利用してほしいと思ったら、「これを使うとお得ですよ!」よりも、「これを使わないと損しますよ!」のニュアンスで伝えた方が効果がある。

 

私たちが恥ずかしがってクーポンなどを利用しないときは、ケチだと思われたくないと同時に、少しくらいなら損してもいいか♪と思っているのかも…。もちろん基準をどこに置くかによってその人の行動は変わります。転職を考えるようなときは、隣の芝が青く見えるわけではなく、他の会社がスタンダードに見えるから。自分の今の環境が損をしているように感じるからだったり…。自分が基準としたところと同じになりたい心理。職場がオシャレな人ばかりだとファッションに気を配るようになったり、みんなが出来ることを出来るようになりたかったりするのは、他人より優位に立ちたいというよりも、他人と同じになりたいだけなのかもしれません。

 

あなたは、得をしたいと思いますか?損をしたくないと思いますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

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おろしたては馴染んでない?

 

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 あるお笑い芸人さんが、「単独ライブはあまり面白くないと思う」という鋭い切り口の話をしていました。ライブのために新作のネタを作って、猛練習していざ本番…。そこでは、覚えたことを間違えずにやることに意識が向いてしまって、まだネタが馴染んでいないというのです。同じお笑い芸人のトレンディエンジェルさんを例に挙げて、「彼らの漫才が新作でもテレビでウケるのは、テレビで披露する前に舞台でとことんやって自分たちに馴染ませているから」だと。これは一理あるなと納得してしまいました。

 

最近の曲よりも、昔の曲の方が心に響くように感じたりしますが、それは昔の曲は何度も何度も歌ってきているからだったりします。その歌手に曲が馴染んでいるから響く。舞台なんかも、初日よりも千秋楽の方が面白いという話をよく聞きます。だいぶ前、私がデザインを担当させていただいたロゴマークについて、数年経ってから「あれにして良かったよ!」と嬉しい言葉を頂いたことがありました。きっと、新しいマークになったばかりの頃は馴染んでいなかったものが、数年経ってようやく馴染んだからではないかと思っています。おろしたては馴染んでいない。そう考えると、まだ馴染んでいない状態で披露していることが結構あるかもしれません。

 

あなたは、どんなときに馴染んできたと感じますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

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打合せの賞味期限?

 

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 どんなデザインにするかの打ち合わせ。私の場合は、そのとき他の仕事で立て込んでいても、できる限りすぐに着手するようにしています。たとえ15分しか時間が取れなかったとしても、アイデア出しや情報の整理などを少しでもやる。理由は、鮮度が落ちてしまうからです。その日の都合や仕事の優先順位を考えて後回しにしてしまうと、鮮度が落ちた状態から考えはじめることになるので、新鮮なアイデアが出にくい。プロとして失格なのかもしれませんが、時間が経ってから考えたアイデアとその瞬間にやるからこそ出るアイデアは、若干ちがうと思っています。

 

何でもそんなところを感じていて、本を勧められてその瞬間は「読みたい!」と思っても、時間が経つと「まぁいっか…」となったりすることがあります。時間が経って興味が薄れるならそれまでのことだったと考えるのもアリですが、その瞬間の「読みたい!」という反応をしたことも大事なこと。周囲を見ていると、忙しい人ほどすぐに手をつけている印象もあります。こうしてほしい!という相手の要望も、情報として薄れることはなくても、想いとしては薄れてしまうことも。もちろん、時間が経ってから改めて考えることも必要ですし、あえて寝かせるやり方もありますが、鮮度にこだわったやり方にしかない魅力もあるので、『鮮度』にこだわってみるのもオススメです。

 

あなたは、すぐに着手したことはありますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

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声優に必要なのは読解力?

 

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 声優さんに求められているのは『読解力』だと、あるベテラン声優の方が言っていました。魅力的な声も演技力も必要だけど、一番は『読解力』。脚本を読んでどう表現するべきかを読み解く力、監督の指示の意図を汲む力、現場の空気を掴む力、…それらがとても重要なのに、若い声優さんを見ていると、あまりそこに意識が向けられていないと感じるそうです。実際、経験の中で培うものだったりもするので、なかなかピンとこないことなのかもしれませんが、確かに大事なことですね。

 

私はデザインの仕事をしていますが、似ているところがあります。クライアントの要望を把握するのはもちろんですが、言葉に出てこないような隠れた想いや目的を読み解いて具現化する。他から依頼されるときに限らず、自ら何かを考えるときも、社会状況や世間の流行やニーズを読み解いたり…。10のうち10伝えてもらえるなら別ですが、大抵はそこまで伝えてもらえないので、こちらが読み解くことが必要になります。デザインのセンスやテクニック、声優さんで言うところの魅力的な声や演技力は確かに必要不可欠ですが、それを発揮できるかどうかは『読解力』にかかっているかもしれません。

 

あなたは、どんなときに言われてないことを汲み取ろうとしましたか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

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朝は頭が冴えている?

 

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 週明けの月曜日。メールに目を通したり、打ち合わせをしたり、その週の仕事の段取りを考えたり…。今まで勤めていたときは、ずっとそんなふうに午前中の時間を使っていました。自由な時間が取れる夜になって、やっとデザインに着手する。その繰り返し。やっている当時は何も感じませんでしたが、今思えばちょっともったいないことをしていたかもしれません。午前中、特に朝は頭がとても冴えているからです。

 

私は最近、深夜作業をやめました。もちろん、どうしても翌朝に必要になってしまった場合などは対応してしまったりもしますが、基本的には遅くても2時には寝るようにしています。理由はただ1つで、朝の方がはかどるから。ある日、たまたま朝早く起きてしまったときに仕事をしてみたところ、驚くほと頭が冴えていたんです。「これはいい!」と、その日以来、考える時間はできるだけ朝にとるように…。それまでも「朝はいいよ!」と散々言われてきましたが、いまいちイメージが湧かず、やってみてはじめてその良さに気付きました。気付くのが遅すぎましたが、それでも気付いてよかったです。

 

あなたが、『やってみて気付いた良いこと』は何かありますか?

 

 

 

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即決あっての900回?

 

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 慌ただしいランチタイム。最近よく一緒にごはんを食べに行くカメラマンは、注文を決めるのが早いんです。だいたい10秒ぐらい。その人は仕事での判断がとても早いので、注文を即決するのは、判断スピードを上げる良い練習になるのではないかと思いました。ただ選ぶだけではなく、自分のお腹の具合やこの時期なら暑さを気にしつつ、壁に貼ってある限定メニューも含めて大まかなメニューを把握して、作るのに時間がかからないものを選ぶ。夕ごはんの予定が決まっているなら、それも気にしなければなりません。そんな中で、10秒で選ぶ…。

 

何にするかいろいろ考えてワクワクしながらメニューを眺めるのも楽しいので、プライベートでそんなことをする必要はありませんが、仕事ついでのランチなら試してみるのもアリです。私もやってみて気付いたんですが、早く選ぶと後悔もありますが、ゆっくり選んでも後悔するんですよね。

 

ちなみに、このブログは今回で900回目になりました。ブログに対して後ろ向きな私がやりはじめたのは、珍しく即決したからです。じっくり考えたら、「やらない」という結論になっていたかもしれません。自分で勝手に決めたことですが、毎日更新するしんどさに多少の後悔もありつつ学ぶことも多いので、やってよかったと今でも思っています。このブログで書く内容も、その日その日の限られた時間で即決していますが、即決って自分の本音が出たりするので、後で読み返したりするとおもしろいんですよね。時間をかけたら、もっと気取ったことを書いてしまいそうです。

 

皆さん、いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます!

 

 

 

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ミニ図書館を開く?

 

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 以前勤めていた会社で、勝手に図書コーナーを開いたことがあります。自分が読んで参考になったオススメの本をひと通り会社に持って行き、「ご自由にお読みください!」と書いて自分のデスク脇に並べておいたんです。同僚から勉強の方法などを聞かれる機会が増えたのがきっかけですが、予想していなかったいろんな良い影響が生まれました。ちなみに、借りていく人は1人か2人で、いつも決まった人。それでも、私も含めて全体的に良い影響があったんです。

 

まず、借りた人が新しい知識を身に付けることができたこと。そして、借りない人も勉強に意識が向いたことです。じっくり読みたいからと、長く借りるのを恐縮して自分で買っていた人もいました。また、私はデザイン以外の本から学ぶことが多いので、「こんな本読んでるんだ~」と普段あまり話さない人と話すことができたり、逆に本を勧められたりしました。読んでいる本を紹介するのは自己紹介みたいなものですからね。話すことで、個々で本を読む以上に、共有して理解を深めることもできました。最後に、自分自身がより勉強するようになったこと。学んだことを周囲が身に付けたら、自分はもっと勉強しなきゃいけなくなるんです。ミニ図書館を開く。ここに書いた以外にもいろんな面白い反応があるので、興味がある方はぜひ!

 

あなたは、友達の家の本棚を見て、何か影響を受けた経験はありますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

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